クリエイティブ用語集

プログラミング用語についてはこちら

インデックス

A~Z

          

用語解説

A~Z

あ行

アピアランス
英語のappearanceは、「見かけ」のことです。中身はそのままで、見かけだけ繕う効果をアピアランスと言います。
エンベロープ
英語のenvelopeは、封筒などの「包み紙」です。メッシュエンベロープでオブジェクトを包めば、交点をドラッグすることで、オブジェクトを変形できます。

か行

さ行

た行

チャンネル
ラスタデータには、通常、ピクセル座標とそのピクセルにおける各原色の値の情報が記録されています。また、画像を出力する装置(スクリーンやプリンター)も、数色の原色ドットを座標面上に均一に配置しています。そして、入力されたラスタデータの各ピクセルにおける各原色の値に応じて、対応する原色ドットのインク量や光量を調整することで、画像を出力します。このように、各原色値の情報が、入力から出力まで一続きの流れになっているので、各原色値の情報をチャンネル(channel)と言います。
各原色値は通常、0から1刻みで225まで(2進数で8ビット)の値をとり得ます。ただしこれは絶対ではなく、高画質化のため255以上に情報量が増やされる場合もあります。どんな場合でも共通の扱いができるよう、最小値を0、最大値を1とし、各値をその間の小数値にした扱いも、一般化されています。
なお、英語のchannelの語源は「水道」です。よって、一続きの流れになっている電気信号路のこともチャンネルと言い、TVのチャンネルも、放送局から一続きの流れになっているからチャンネルなのです。
アルファチャンネル
高度なラスタデータには、原色値の情報から拡張して、各ピクセルに存在感(不透明度)を掛ける係数のチャンネルが追加されています。これをアルファチャンネルと言います。
不透明度と言うとわかりにくですが、英語では opacity と言い、透明(transparency)の反意語なので、「不透明度」という訳になります。ただしソフトウェアにおける transparency は、単に見た目だけでなく、「操作の影響を受けない」という意味合いも持つため、「透過」と考えた方が応用が利きます。さらに opacity も、「不透過」と考えてわかれば良いですが、より直感的にするなら、「存在感」ととらえた方が良いでしょう。

な行

は行

ブレンドモード(描画モード)
ブレンドモードは、ピクセル色の重ね方の選択肢です。新たに色を重ねる前のピクセル色を基本色、新たに重ねるピクセル色を合成色と言います。指定したブレンドモードで合成色を基本色に重ねた結果、できるピクセル色を結果色と言います。「通常」は、基本色の上に、合成色が単純に重ねられます。合成色の不透明度a(0<a<1)に応じて、残りの1-aだけ基本色も、結果色に影響します。ブレンドモードには、他に乗算スクリーンオーバーレイや、覆い焼き焼き込みなど、10種類以上のパターンがあります。
乗算
乗算とは、掛け算です。ここでは何の掛け算をしているかというと、各ピクセルのチャンネル値を0~1の間の数値とした時の、基本色と合成色の各チャンネル値の掛け算です。よって、0である黒は、どの色と乗算しても0なので黒になります。1である白は、どの色に乗算してもそのままにします。0.5のグレー同士の乗算は、0.5×0.5=0.25 の暗めのグレーになります。乗算は、光透過率XX.X%(=0.XXX)のサングラスで基本色を見ているのと同じ見え方になります。
スクリーン
スクリーンは、基本色から反転(1-X)させたチャンネル値と、合成色から反転させたチャンネル値を乗算し、その結果をまた反転させて結果色のチャンネル値とするものです。スクリーンの見え方は、プロジェクションマッピングと同じです。基本色に最強度の光(白=1)を当てると、元の基本色がわからないほど真っ白(=1)く見えます。グレー(=0.5)の基本色に、弱い光(グレー=0.5)が、当たると、基本色より明るく( 1 – [1-0.5] × [1-0.5] ≒ 0.75 )見えます。光を当てないところ(黒=0)は、基本色そのままの色(1の乗算)が見えます。
オーバーレイ
オーバーレイは、スクリーンと乗算の良いとこ取りをした四捨五入的な重ね合わせです。基本色のチャンネル値が、半値の0.5より小さければ乗算的(2×X×Y)に、0.5より大きければスクリーン的(1 – 2×[1-X]×[1-Y])に結果色を作ります。それぞれ乗算部分に2を掛けることで、0.5付近は基本色に近い明るさになります。
覆い焼き
印画紙時代から残る写真現像用語。白い印画紙は、ネガフィルムを通して当たる光の明暗によって、変色度合いが変わり、撮像が焼き付けられます。
覆い焼きは、部分的に光量を減らして、その部分だけ白っぽさを残すテクニックです。印画紙時代は、本当に覆いをかぶせて光量を減らしていました。
焼き込み
印画紙時代から残る写真現像用語。白い印画紙は、ネガフィルムを通して当たる光の明暗によって、変色度合いが変わり、撮像が焼き付けられます。
焼き込みは、部分的に光量を増やして、その部分だけ色合いを強めるテクニックです。印画紙時代は、じっくり光を当てる時間を延ばすことで、光量を増やしていました。

ま行

マスク

マスクは顔につけるマスクと同じで「覆面」です。完全に覆う使い方もありますが、通常は穴をあけて、その領域へだけ効果を付ける使い方をします。マスキングテープのような使い方です。
選択範囲にだけ効果をつける場合は、選択範囲外がマスクで、選択範囲がマスクの穴になります。この選択範囲(穴)とマスクは通常、アルファチャンネルとして記録されます。マスクが黒(不透明度0%つまり非表示・不存在)で、穴が白(不透明度100%つまり存在感100%)の領域となりますが、その中間色やグラデーションでも表されます。マスクだけを新規レイヤーにすることもできます。
【注意】Photoshopなどで使われるマスクは『減アルファチャンネルマスク』(透過化マスク)です。実在する白いマスクのイメージで穴が透明だと思うと、逆で失敗します。正しくは、マスク部分が透過化されます。穴の開いた『透明マント』と思いましょう。穴から見える部分だけが無防備です。

マスク
レイヤーマスク
特に1つのレイヤーにリンクしたマスクを、レイヤーマスクと言います。
クリッピングマスク
英語の clip は、切り抜きという意味です。下のレイヤーの不透明部分に合わせて切り取られた上のレイヤー部分だけが、下のレイヤーに覆いかぶさります。
メッシュ
英語のmeshは、等間隔に複数の縦線と横線を交差させてつくる「網」です。初期状態で水平面に見えるメッシュの交点をドラッグすることで、直感的に傾斜面や曲面を作れます。

や行

ら行

レイヤー

英語でLayerとは「層」のこと。レイヤー同士は基本的に分離され、レイヤー単位の操作は他レイヤーへの影響を防げます。逆に複数レイヤーをひとまとめに扱うこともでき、複雑な構造を複数のシンプルな構造に分解して作り上げることができます。

レイヤー
塗りつぶしレイヤー
文字通り塗りつぶしたレイヤーですが、塗りつぶしレイヤーには自動的にレイヤーマスクが付けられます。レイヤーマスクを調整することで、その下のレイヤーへのマスクとしての機能を持たせられます。
調整レイヤー
色調補正用のレイヤー

わ行

ワープ
英語のwarpは「歪み」を意味します。日本人は、SFに出てくる瞬間移動が「ワープ」だと思い込んでいますが、SFの瞬間移動はそもそも時空間座標面(メッシュ)の「歪み」を利用しているから”warp”なのです。