制作現場

Adobe InDesign 用語と使い方

Contents

親ページ(旧名:マスターページ)

複数ページ共通のページ設定を親ページとして、テンプレート化できます。PowerPointのスライドマスタと同じような機能です。

スプレッド

InDesign でのスプレッドは、見開きの、左右1セットの2ページのことを指します。

セクション

InDesign でのセクションは、一続きの範囲のことです。セクションマーカーを変更したページから新しいセクションが始まり、セクションマーカーを変更しない限り、次ページ以降にも同じセクションが続きます。

フレームグリッド

フレームグリッドでは、文字のレイアウトだけでなく、一部のフォント書式も設定できます。フレームグリッドで設定した書式は、入力したテキストや、コピペしたテキストに共通で適用されます。

ジャスティフィケーション

ジャスト(just)は、「12時ジャスト」、「1メートル ジャスト」などと使われるように、ほぼ日本語としても浸透していますが、「まさに、ちょうど、ピッタリ」という意味です。

ジャスティフィケーション(justification)は、ジャスティファイ(justify) = ピッタリにする という動詞の名詞化で「ピッタリにすること」、つまり、「各行内の文字数や文字送りを調整して、一行の幅ピッタリに合わせること」を指します。Wordなどでは「両端揃え」と訳されています。

例えば、一行の幅が200mmであった時、10mmの文字送りで20文字入れれば、理論的には、一行の幅ピッタリに文字が入ります。

コンベヤー

コンベヤー(conveyor)は、工場の流れ作業で使われるベルトコンベアと同じで、convey = 運ぶ をするものです。InDesignでのコンベヤーは、画像などのコンテンツを運ぶものです。

同じコンテンツを1つの文書内で何回も使いまわす場合、通常はコピペを使いますが、コピペでは、最後にコピーした1種類のコンテンツしか貼り付けられません。

しかし、コンベヤーを使えば、何種類かのコンテンツをずっと保持でき、どの場所でも、コンベヤーからコンテンツを選んで貼り付けられます。

コンベヤーは、Microsoft Office でのクリップボードに近い機能です。

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